もりおかの坂 その154

もりおかの坂 その154 高松の手摺坂<仮称>


高松は地形の関係もあって盛岡では坂が豊富な地区です。
三丁目にある高松神社は小さな山の上にあります。
なかなか登る機会はありませんが、高松の風景を作っています。

その神社付近に脇道がひっそりとあります。
どれどれと入って行くと、かつての富士の湯の煙突が歓迎してくれて、
そこそこの傾斜の道が宅地の中へ吸い込まれて行きます。
この先は行き止まりだったはず。

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ここの特徴は、石垣に設置された手摺。
私の頼りない記憶力では、盛岡の名坂「城東坂」くらいでしょうか。
そのせいか雰囲気も似ていないでもなく。
高松の隠された好坂です。

もりおかの坂 その153

もりおかの坂 その153 御田屋坂<仮称>


中央通と大通を結ぶ盛岡市民の人なら一回は歩いたことがある坂ではないでしょうか。
坂には県警本部、盛岡中央消防署、エスポワールいわて、ギャラリーになった盛久。
そんな有名どころが風景を形成しています。
下から眺めたとき、
盛久、三田商店、岩手銀行本店、NTTのタワーが重層的にいい感じ見えるのは発見でした。

中心部なので交通量もあります。
ですから、日中に車がぽつんといなくなった瞬間をとらえるのは大変。

画面には写っていませんが、大通の入口にあるのが御田屋清水。
屈指の清水として、藩政時代は大事にされていたようです。
昭和に入って、涸れたり、復活したり、なかなか激動な時代を過ごしたとのこと。

名前を付けるのなら、やはり「御田屋坂」がいいのかな。

もりおかの坂 その152

もりおかの坂 その152 赤川坂(仮称)


仁王新町からてくりと四ツ家の田中地蔵さんへ向っていきます。
公民館が見えてくる頃には、その坂が目に入ってくることでしょう。
傾斜は緩やかなほう。むりやり接続したようにも見えます。
だからなのか、ちょっとした傾斜なのです。

ここを語るに欠かせないのは「赤川堰」。
かつて盛岡の中心部を流れていたという幻の存在です。
その当時のことを知る人もだんだんと少なくなってきているようです。
お地蔵さんの一角に、「赤川堰跡」と石碑があります。
知る限り、赤川を伝える貴重なもの。

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赤川にはついては、他のサイトで語られていますので多くは書きませんが、
中央通・本町通界隈ですと、
YMCA隣の不自然な空間や仁王新町公民館の変わった配置が流れがあったことを伝えてくれます。
しかしながら、この坂のあたりは、痕跡がよくわからない状況です。
橋でも架かっていたのかしらん?
そして三戸町公民館へ謎の空間は続いていくのです。

この界隈、08年になって大川医院が更地になりました。
四ツ家荘や三立商会は健在で、坂の風景をつくる大事な建物たちです。

もりおかの坂 その151

もりおかの坂 その151 県道盛岡滝沢線の坂


館坂交叉点から分かれて行く道のうち一つが県道盛岡滝沢線。
盛岡に来た頃は駅方面から来ると、なぜかうまくこの道に入ることができませんでした。
県道名で書くよりも、厨中へ通じる道といったほうがピンとくるのかもしれませんね。

基本的には緩やかな傾斜が続いて行きます。
あまり高い建物もなく、かといって商店街というわけでもなく。
登りきったら、ああ坂だったなという印象です。
坂としては物足りない部分があります。

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それでもあえて取り上げたのは、
盛岡関係の名著「もりおか思い出散歩」(盛内政志著)によると、ここが「館坂」というのです。

(以下引用)
館坂橋にその名を残している館坂は、北上川の西岸から前九年の敵見が森方面へ通じる
だらだら坂のことで、住居表示が変わるまでは、館坂の地名で知られていた。
(引用おわり)

館坂というとてっきり安倍館方面へ向うあの坂だと思っていたのですが・・。
坂にとっては逆風の地である盛岡。
せめて坂の由来に関する表示があるとうれしいのですがね。

ホントに「館坂」であるのならば、やはり外すことはできない傾斜です。

もりおかの坂 その150

もりおかの坂 その150 はちや坂<仮称>


館坂橋から見える。
安倍館から下るときもなんとなく気になる。
そんな傾斜に近づいたある日。

アプローチは館坂交叉点の「肉の小泉」付近から。
北上川が人を寄せ付けなくなる始まりあたりです。
川沿いにもきちんと生活があるんだなと思いつつ、ほどなく坂の下。
逆S字の向こうにはちやビル(3号館らしい)が意外に映えていました。

どうやらこの先は私道になるので、下から眺めるだけ。
ここを普通に通ることができたら、盛岡でも指折りの坂になったでしょう。

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館坂橋からは全景をとらえることができます。
はちやビル側がなぜ閉鎖されているのかはわかりません。
かつてはメインストリートという感じでもないし・・。
謎が多い傾斜ですが、意味があって作られたはず。
いつかわかればいいのですが。

坂の正面に見えるあの建物に敬意を表して「はちや坂」にしておきます。

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